多作!「歌川国貞」展

 太田記念美術館で開催されている「没後150年記念 歌川国貞」展に行ってきました。
 本当はサントリー美術館にも行きたかったんですが、行ってみたらなんと休館日で、若干放心しながら太田記念美術館に向かったのはここだけの話です。

 国貞は幕末の浮世絵師で、文久元年に79歳で亡くなるまで多くの作品を生み出しました。文久元年…まさに幕末です(にやにや) 浮世絵というと、葛飾北斎や歌川広重、歌川国芳などが特に有名で、国貞は彼らよりほんの少し後ろの世代になります。

 国貞、ものすごい数で、幅広い作品を残していました。
 他の人の絵とかほぼ無いし、前期後期で全作品が展示替えなんです。
 特に人物画が得意だったのか、美人画や役者絵が多かったですね。
 武者絵は2点ほどでしたが、国芳のような迫力のある画面でした。

 線が細く、細かい描写と、カラフルながらもまとまった色彩。
 そうかと思えば、合巻の挿絵などで白黒の妙を見せてくれたり。
 藍色のグラデーションで構成される、珍しいものもありました。
 個人的には、修正や貼り紙で直した跡のある下書きが面白かったですね。ラフとか下書き大好きです。
 デザインや色彩感覚も、他の絵師さんたちとはちょっと違う感じがして、やはり少しだけ時代が下っている方なのかなーと思いました。

 今回は前期展示で、10月31日から後期展示が始まります。
 お箸で食べるスパゲッティ専門店「洋麺屋五右衛門」のトレードマークである五右衛門の顔が、実は国貞が描いた石川五右衛門の絵からとっているそうです。その絵が後期に展示されるので、見てみたいなあと思います。


 本日もお越しくださいまして、拍手もありがとうございます。表参道に出来たりんご店にも立ち寄ってみました。でかかったです。

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小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

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