〜2014年秋・京都の幕末探訪deep 10/3 その6〜

 昨日は鎌倉に行ってきました。やっぱり鎌倉大好きですv レポートは後々に。
 以下、京都レポの続きです。亀の歩みで少しずつ進めさせていただいております。

 本日もお越しくださいまして、拍手もありがとうございます。では続きにレポートです。


〜2014年秋・京都の幕末探訪deep 10/3 その6〜
 京都御所を出て、次は御苑内の幕末史跡を歩きました。

◆蛤御門◆
kyouto2014-10-1-42.jpg
元治元(1860)年七月、禁門の変の激戦地となった場所です。
前年に起きた八月十八日の政変で京都を追放となった長州は、形勢を挽回するために兵を送り込み、御所を守る諸藩の兵と戦闘を繰り広げました。この付近から出火したそうで、「どんどん焼け」と呼ばれる大火に発展し、一説には市街のうち6割が焼けてしまったそうです。

◆来島又兵衛戦死地◆
kyouto2014-10-1-43.jpg
上記の禁門の変の際、長州藩士で遊撃隊総督だった来島又兵衛が、この木の付近で戦死したそうです。
この木は清水谷家の椋と呼ばれ、樹齢は約三百年。
かつてこの辺りが清水谷という公家の屋敷であったそうです。
少し前、夢小説で箱館府知事の清水谷公考さんが出て来たのを覚えていらっしゃいますでしょうか。
たぶんそこのおうちだと思います。

◆松平容保指揮所跡◆
kyouto2014-10-1-44.jpg
こちらは禁門の変の際に、松平容保公が宿舎としていた凝華洞跡です。
この時の容保公は病で伏せていたのですが、朝廷の配慮でここを仮宿舎とし、自軍の指揮をとったそうです。
容保公に近くにいて欲しかったのか、守りたかったのか。
かつてはこの松の横に灯籠や池があったようです。

◆堺町御門◆
kyouto2014-10-1-45.jpg
御所の外からではなく内側から見た写真で失礼します。
堺町御門は御所の南に位置しています。門の両脇に番所のある、立派な門ですね。
禁門の変の際に九条河原にて布陣していた新選組が、後に駆けつけたのがこの御門です。
明治年間に新築しているそうなので、幕末当時の姿かどうかは確認していません。

◆鷹司邸跡◆
kyouto2014-10-1-46.jpg
堺町御門の近くにある、幕末に30年以上も関白を務めた鷹司家の邸宅跡です。
禁門の変では長州藩士が邸内に入り、屋敷に火を放たれました。その火が市中に燃え広がり、どんどん焼けと称される大火災に発展してしまいます。長州藩士の久坂玄瑞がここで自刃しました。

◆学習院跡◆
kyouto2014-10-1-47.jpg
堺町御門から北へ。学習院跡でございます。
浪士組が上洛した後、ほぼ全員の署名をした建白書(内容:攘夷するぜ)を清河八郎が提出した場所です。

◆猿が辻◆
kyouto2014-10-1-48.jpg
御所の築地のうち、鬼門の一か所だけ角が欠けています。
幕末の公家・姉小路公知が暗殺された場所です。
犯人が確定されていないので、なぜ暗殺されたのかははっきりしていません。
攘夷派ではあったようですが、勝海舟に海防の必要性を説かれて納得し、朝廷内で海軍創設を説いて回ったので、幕府と手を組んだと疑われたという話もあります。

kyouto2014-10-1-49.jpg
欠けている箇所の上にある、猿の彫り物。猿が辻の名前の由来です。
日吉山王神社の神のお使いである、猿だそうです。御幣を持っていてカワイイですね。
でも、夜な夜なここから抜けだしていたずらをするので金網をかぶせたらしいですよ。

◆中山邸跡◆
kyouto2014-10-1-50.jpg
猿が辻の北、幕末の公家・中山忠能の邸宅跡です。
忠能の娘が明治天皇の生母で、柵の中を覗くと明治天皇生誕の地碑や、産湯に使った井戸の跡が見えます。


航空写真地図でマーキングしてみました。
御苑は普通の地図だとどこがどの辺りなのかわかりにくくて。
マーキングはおおよその目安ですので、間違っていたらすみません。
詳細は史跡巡りの本などでご確認ください。

写真だけで見ているとそうでもなさそうなんですが、結構歩きました。
御所の南北が約450m、東西が250m。御苑の南北が約1.3km、東西が約680mです。
この日は三井寺で約2km、御所と御苑で約6kmほど歩きました。
史跡をきょろきょろ探しながら、小雨もぱらつき、写真も撮りだったので、体力を使いました。


ここまでお読み下さりありがとうございます。
10/3の記事はあと1回、等持院にて終了します。素晴らしいお庭でしたので、ご期待ください。

コメント

非公開コメント

web拍手
コヤマライヴジム
ブクログ
カテゴリ
プロフィール

小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

QRコード
QR
リンク
検索フォーム