『高野山の名宝』展&『進撃の巨人』展レポート

 ずっとためてしまっている外出記、少しずつですがアップしていきます。
 今回は『高野山の名宝』展と『進撃の巨人』展です。
 前者はすでにすべての会期が終了しているので問題無いと思いますが、後者はまだ大分・大阪の巡回が残っておりますので、いちおう最低限の情報にはしていますが、ちょっとでもネタバレしてほしくない方は見ないほうが吉です。

 あと、先日、『大関ヶ原展』に行ってきました。
 レポートはまだ先になりますが、展示の内容・展示の方法など、どこをとってもこれまでの江戸博とは思えないほどよかったです(この辺りの詳細はレポートにて)。迷っている方がいらっしゃったら、ぜひ行ってみてくださいとオススメしたい。


 本日もお越しくださいまして、拍手や一言送信もありがとうございます。では続きにレポートです。



◆『高野山の名宝』展◆
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高野山開創1200年記念での展覧会です。

・高野山について
 和歌山県北部にある、いくつかの山の総称です。
 高野山真言宗、弘法大師(空海)が800年代初頭に開き、総本山は金剛峯寺です。

・名宝ってどういうこと?
 高野山には1200年の歴史の中で、空海ゆかりの品や信仰に関わる仏像・仏画、仏教美術品など、たくさんの貴重な品々が眠っています。中には国宝・重要文化財もあり、別名「山の正倉院」とも呼ばれているそうです。

・ポスターの、赤い顔のイケメン、誰?

 運慶作の八大童子のうち、制多伽童子像です。後述します。

・運慶って誰?
 快慶とともに鎌倉時代に活躍した仏師とされていますが、詳しいことはわかっていません。奈良の東大寺南大門の金剛力士像がもっとも有名な作品ではないでしょうか。運慶や運慶一門からは、国宝および重要文化財になった作品がばんばん出ています。

・ズバリ、見どころは?
 法具や経文、仏画なども素晴らしかったですが、やはり仏像彫刻が群を抜いていました。

 上記ポスター写真の八大童子はひと部屋まるまる使って、不動明王坐像を中心に、八大童子立像をその左右に4躯ずつ配していました。八大童子は不動明王にお仕えする童子だそうで、様々な性格付けがされているようです。一躯一躯が非常に個性のあるデザインで、神々しかったです。また、部屋全体が不動明王とその眷属らしく赤い壁に覆われており、ライティングによってその壁に映し出された像の影が、何とも神秘的でした。

 ちなみに八大童子立像はすべてが国宝ではなく、うち2躯は後期の補作とのことで、細かく言えば国宝6躯とその付属2躯になるそうです。作ったのも、運慶とその一門で、運慶一人の手によるものではないそうです。しかしながら偉業には何ら変わりはありません(^^)

 もう一つすごかったのは、快慶作・孔雀明王坐像。
 等身大の明王が孔雀の上に乗っている像で、見上げるほどでっかいのです。そして彩色の美しかったこと。孔雀の羽根は極彩色なんですが、全身を覆う金箔との相乗効果で、まるで本当に神の世界から下りてきたのではないかと思われました。私の中では阿修羅様と並んでひれ伏したくなる仏像でございました。


◆『進撃の巨人』展◆
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年末に∠(゚Д゚)/イェェェェガァァァー!!!!してきました(笑)
調べてみたら大分と大阪の巡回展がまだだったので、ネタバレはナマヌルい感じで。

 入るとすぐに作中の世界に放り込まれ入り込みます。ここでぐっと心臓を捧げさせられました。
 作中に出てくる小道具の再現がいっぱいあってめっちゃウケます。実物大というところが、ファンにはたまらないのではないでしょうか。写真を撮っていいコーナーでは、リヴァイ兵長のアレとか、泣きそうになりながら撮ってるかたもいらっしゃいましたよ〜。

 何より個人的に圧倒されたのは、原画の数々でした。やはり生原稿からは熱が思いが感じられますね。影響を受けた作品なども展示されていて、着想はここからかなるほどーと思ったりもしました。

 音声ガイドもすごかったですね。作中のキャラクターが出て来て大暴走します。特にあるお方がオカシイほどにしゃべくりまくってて、何度もひとりで「ブホッ」と吹き出してしまいました。これ音源化してくれないかなあ…出たら買うわ…と、普段はグッズに興味のない私でも思うほどですので、これから大分・大阪会場へ行かれる方はぜひ借りてください。

 とにかく「世界観再現」にこだわった展覧会でした。
 最後に実寸大大型巨人の姿を掲載いたします。

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/喰われるー\


 以上、2展覧会のレポートでした。
 次回の外出記は江戸城外周独り歩きをお送りいたします。
 ここまでお読み下さりありがとうございました。

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小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

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