2015年3月・京都と山南忌その2〜鞍馬寺

 今回は、山深き鞍馬寺をお送りいたします。


 本日もお越しくださいまして、拍手もありがとうございます。では続きにレポートです。



〜2015年3月・京都と山南忌その2〜
◆鞍馬寺◆

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貴船神社さんのお隣、鞍馬寺にも足を運びました。
こちらも古いお寺さんで、宝亀元(770)年に鑑真和上の弟子が毘沙門天を祀る草庵を結んだことに始まり、延暦十五(796)年に藤原伊勢人(奈良時代末期〜平安時代初期の人で、四代前が藤原鎌足)が王城鎮護の寺として伽藍を建立したのだそうです。
源義経(牛若丸・遮那王)ファンには、彼が幼少期に預けられた寺として有名ですね。

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仁王門。
元は寿永年間(1182〜1184年)の建立ですが、明治二十四年に火災炎上。現在の門は明治四十四年の再建で、昭和三十五年に移築修理されたもの。扉一枚のみ、寿永年間のものが残されているそうです。
丹波湛慶(運慶の子)作の仁王尊像が安置されております。

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境内は大変広く、けわしい。
写真で出来る限りご紹介していきたいと思います。

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こちらは鬼一法眼社です。
鬼一法眼は義経伝説に登場する陰陽師で、武芸の達人とも言われています。牛若丸に六韜三略の兵法を授けた・盗み見された、鞍馬の天狗だったなど、話題に事欠かない。
大河ドラマでは美輪明宏さんが演じられ、「遙かなる時空の中で3」ではリズヴァーン先生のモデルにもなっています。

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魔王の滝。
崖の上に、鞍馬寺の信仰である「尊天」のひとつ、護法魔王尊がまつられているとのこと。

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では、上まで行きましょう。行きはケーブルカーで。

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ナイスネーミング。

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ケーブルカーの中から。
ものっすごい急です。

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多宝塔。
元は本殿の隣にあったそうですが、火事で消失し、開創1200年記念事業として昭和三十五年に再建されたもの。
舎利宝塔と尊天三尊像(魔王の滝の説明で出てきましたが、鞍馬寺では、千手観世音、毘沙門天、護法魔王尊を尊天としているそうです)がまつられております。

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ここからは徒歩で登っていきます。
途中を振り返ったところ、その1。

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途中を振り返ったところ、その2。

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本殿金堂まで登ってきました。
ケーブルカーを降りてから456メートル歩き、40メートルの高さを登ってきたことになるそうです。
ちなみに仁王門があったところからは160メートルの高さがあるとのこと。
常々思いますが、「お寺は山」。

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ナイスデザイン。

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経塚の蓋石。
本殿後方から出土したもので、石の下から発見された経塚遺物は二百点以上。平安時代より伝えられた埋納物で、国宝に指定されているそうです。

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古そうな石積み。野良積みかなあ。

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先ほどケーブルカーで登ってきたところを、歩いて下りました。
九十九折参道と言いまして、くねくねと曲がりくねる坂道です。
途中に、かつて勅使門として使われた門がありました。
仁王門の隣にあったもので、現在はこの場所に移築されています。

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橋の左が大黒天、右が恵比寿をまつってあるお堂。
そのため、この一帯を「双福苑」と呼んでいるそうです。

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義経公供養塔。
義経が七歳の頃から十年間修行しながら住んだ、東光坊という建物の跡だそうです。

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由岐神社。
元は御所内に祀られていた祭神を、天変地異を沈める目的で勧請したのが始まり。
時間の都合上中には入らなかったのですが、拝殿は豊臣秀頼によって建てられたもので、いろいろ珍しい建築になっているようです。
京都三大奇祭の「鞍馬の火祭」もこの神社の例祭で、一面松明の火の海になる光景は壮観とのこと。見たい。


 ここまでお読み下さりありがとうございました。
 次回は岩倉〜京都市内をご紹介いたします。

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小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

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