『青き時代のテンペスト』後書き(みたいな)&拍手お返事

 リクエストをいただいた、アーネスト・サトウとオリジナルキャラクターであるエリック・ハーバーの物語を5話に渡ってお送りいたしました。

 本編の中ではヒロインの師であるハーバー先生が亡くなった後、アーネストが「知り合いで」と語る程度に留めており、実は私も「近所の知り合いで幼なじみぐらい」にしか考えていませんでした^^;

 しかし、今回のお話を組み立てるにあたって、アーネストの生涯を調べてみたところ、近所の知り合いで幼なじみではちょっと済まない感じになりまして。相当な秀才なのに、常に身分と宗教の壁が学業の前に立ちはだかっている。しかもその壁を打ち破って、“オックスブリッジ”と呼ばれるイギリスでも上位の大学のひとつ、ケンブリッジ大学のカレッジにも通える可能性を秘めた彼が、どうして通訳生として日本にやって来たのか、それに触れないわけにはいきませんでした。

 そんなアーネストの青春時代に、ハーバー先生を組み入れていく余地を、どうやって作っていくか。
 また、どこかいいところのお坊ちゃんとしかしていなかったハーバー先生の身の上をどうするか。結局短編の中では明らかにはしていませんでしたが、そこはわざとです(笑) 皆様の想像力で、ハーバー先生がどれだけすんごい家柄なのか決まります。

 二人は上海で別れ、おのおので日本に行くことは出来ましたが、日本で再会することは叶いませんでした。
 本編で、身の危険を感じたハーバー先生が「横浜に知り合いがいて、そこで通訳の仕事がある。仕事をしながらイギリスに帰る船を待つ」と言っていた知り合いがアーネストになります。再会は出来ませんでしたが、手紙のやり取りはしていたという裏設定です。

 家にある資料だけでは足りずに、登場人物の詳細や時代背景についての本を取り寄せたり、文章の組み立てが甘かったり、作業時間の見込みがずれ込んだりと、更新を遅らせてしまったことも多々あり、毎度ながら申し訳ありませんでした。

 次回からは現代編に戻り、ぐだぐだの甘々な日常生活とか、アノ人の登場とか裏とか、だらだらと書いていくことになります。いちおう1月1日の更新を予定しておりますが、仕事もぎりぎりまでありますし、年末にお客様がどれぐらいうちに来るかで変わります。←うちはお客様をお迎えするほうなので…。もしマックスでお客さまをお迎えすることになると毎回お食事10人分とかになりますので、お休みしてしまったらごめんなさいm(_ _)m


 本日もお越しくださいまして、拍手や一言送信もありがとうございます。お返事は続きへ。



〜拍手お返事〜
>ひろこさん

 こんばんは、リクエストをお寄せ下さり、ありがとうございました。おかげさまでこのような形にて作品として発表させていただきました。

 私もこのふたりの関係性については、こんなに強い絆になるとは思っていませんでした。
 まさしく、男女関係なく「運命の相手」だったのでしょう。互いに深く影響し合い、その後の道筋を作っていったのかもしれません。

 ヒロインと、アーネストとハーバー先生についてもお考えいただいたのですね。
 確かにヒロインはどちらとも接しており、どちらにとっても重要な立ち位置にいましたね。他にもヒロインとこの二人についてのご考察をいただき、ひろこさんがこのリクエストをしてくださった理由が何となくわかった気がいたしました(^^)

 ヒロインが出てこないにも関わらず5話という長さでしたが、書くからには本編や他の短編と変わらぬ熱量でお届け出来るよう頑張りました。こちらこそ、毎回感想をお送りいただき、とても嬉しかったです。ありがとうございました。

 今年は長編を完結させることが出来、よかったと思います。完結へのお言葉もありがとうございました。
 私も皆様から丁寧なメッセージをいただき、一歩一歩の活力とさせていただきました。
 あふれるほどにいただいた皆様からのお気持ちは今後も大事にしまっておきます。

 これから後日談もございますので、まだまだお付き合いくださると嬉しいです。
 仕事は以前ほどになることはないと思われますので、これまでの疲れを取りながらゆっくりやっていきます。
 ひろこさんもよいお年をお迎え下さい。


>うみのすけさん
 こんばんは、いつもありがとうございます。
 本当にこの冬は気温が安定していなくて、毎日あったかいんだかさむいんだかよくわからないですね。風邪も流行り始めたみたいですし、気をつけます。

 新作への感想、ありがとうございます。
 アーネストもエリックも、それぞれ大きな選択を同時に迫られてしまいました。アーネストに至っては、家柄も宗教も越えた学業への道と、ずっと憧れていた日本への道が一気に開けてしまったのですから、どちらを選ぶのか本当に難しい選択だったと思います。でも、目の前に現れたチャンスを逃さずに日本へ行く道を選びました。
 エリックはいつも、運がよかったですね。常に祖父や兄など、家族に助けられ、日本へ行くことが出来ました。それも全てが運命だったのでしょう。

 日本で起こる嵐の前の、青い時代の嵐。それをこうした形で描くことが出来て、本編に繋げることが出来たのは望外の喜びでした。少しでもお楽しみいただけたのなら幸いです。

 ブログへも目を通してくださり、ありがとうございました。
 仕事はすごーく落ち着いております。前の配属先のことは知りません(苦笑) ひとりが(事情はあるにせよ)長期休みを取ったらしく、作業がまったく進んでいないようですが、今底にいる人達だけでやってもらうしかないので。ハイ(←冷たい)

 テレビ番組も、これからチェックしていきます。面白いものがあったらまたご紹介いたしますね。年末年始ですから、おめでたいものが多いかなと思われます。

 次回からの現代編、いちおう年始早々の開始を予定しておりますが、お客様がどのタイミングで来るかに寄りますので、またお知らせいたしますね。家族だけで年末年始を迎えられればいいんですけど…。

 今年も毎週お言葉をくださり、ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。良いお年を(●^o^●)


 押してくださった皆様、ありがとうございました。

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小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

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