「風に吹かれて」総括その3&拍手お返事

 引き続き、登場人物についてです。新選組内のキャラクターについてお届けいたします。

<局長について>
 局長は、原作の「お父さん」ぶりをそのまま書いたつもりです。
 いつヒロインが女子だと知らせるかは、見計らっているうちに、参謀暗殺まで行ってしまいました(笑) バレる前は新選組の一員としてヒロインを守ってくれましたが、バレてからは女子として、副長とくっつけようと頑張ってくれました。残念ながら幕末で副長とヒロインのカップル成立を見ること無く泉下の人となってしまいましたけれども、思いはヒロインを雨から守ってくれるという形で残させていただきました。

<総司について>
 総司は、一歩離れたところからヒロインを見守る立場だったと思います。
 最初から最後まで、何かあるとは思いながらもヒロインの正体を探ることはせず、ただあるがままに付き合ってくれました。原作にある「武士ならば腹にひとつふたつは隠し持っているもの」というようなセリフがあったと思いますが、それを貫く人物像にしたいなと考えていました。
 セイちゃんとの関係は、夫婦になりながらも清いまま(死語)でしたね。その辺りは、夫婦にはならなかったけど既成事実が成立した副長&ヒロインのカップルと対比させました。

<セイちゃんについて>
 セイちゃんは、一番近い女子として仲良くしてもらいました。
 セイちゃんが元気で明るくて、時には勢いがよすぎる場合もありましたが、それがヒロインを引っ張ってくれたことも多々ありました。
 幕末で最後までヒロインが女子で時渡りだと知らせなかったのは、書き手としては緊張感が生まれてよかったのですが、読み手としては息抜きが出来なくて苦しかったかもしれませんね。その分、現代編で回収したつもりです。
 総司が亡くなった時に、一緒に死なせるか生き残らせるかは、とても悩んだところです。一番悩んだかもしれません。もし一緒に死なせた場合、セイちゃんは箱館に来ないので、最後にヒロインを見送るのは副長にしようと思っていました。が、やはり風の夢小説なので、最後の最後までセイちゃんを出さないとと思い、榎本さんたちと一緒の船に乗っての再登場となりました。結果としては箱館で大活躍してくれたので、助けられました。

<他のキャラクターについて>
 サノ・パチ・へーすけ・源さんについては、あまりヒロインとの場面を作ることが出来ませんでした。全員を書ききる群像劇的なものは、今の私には余るものという課題を残しました。そしてサノは個人的な好みで、ちょこちょこ目立ってたかもです。

 山南さんも、途中離脱なのであまり出番は多くなかったのですが、池田屋事件ではヒロインと一緒に屯所のお留守番をしてもらい、体調を崩しながらもお留守番をまとめてくれました。また、山南さんの死がヒロインと伊東参謀の関係に一石を投じる結果となり、油小路事件まで引っ張ってくれました。大事なところでした。

 一方、出番が比較的多かったのは監察方でした。
 山崎さんは、鳥羽伏見の戦いを経て船で江戸に戻るまで本当にお世話になりました。ヒロインが某上様に呼び出されて通詞の仕事をすると、副長の目が届かなくなります。そこで山崎さんにお目付け役をお願い出来たのはよかったです。
 原作には未登場ですが、島田さんにも監察方として出てきていただきました。山崎さんが小回りのきくタイプ、島田さんが大回りでぶん回すタイプ、というイメージでした。どちらも副長の配下として、ヒロインを助け、守ってくれました。

 長くなったので、次回に続きます。次回は新選組以外の佐幕組織と、敵方について述べたいと思います。


 本日もお越しくださいまして、拍手や一言送信もありがとうございます。お返事は続きへ。



〜拍手お返事〜
>ケイさん

 こんにちは、いつもありがとうございます。

 こちらこそ、リクエストをありがとうございました。
 話の都合上、いただいたそのままの内容にはならなかったと思います。失礼いたしましたm(_ _)m 百戦錬磨の副長が振り回されているのは、惚れたほうが負けだからです(笑) んーでも、副長とヒロインはお互いに負けあっていると思います。

 ヒロインの設定については、おとなしい性格ということ自体がパーセンテージとして低めかもしれません。明るく楽しい、甘え上手のお嬢様は他所様のサイトで楽しんでいただくとして、拙宅では地味子をお出ししました。受け入れていただけたようでよかったです。

 総括は、後書きのつもりで書かせていただいております。自分でも振り返っておきたい部分がありますし、今後に向けて整理しておきたい部分もあります。

 私も、皆様に作品をご覧いただく機会を得、またこのように温かいお言葉も頂戴し、ありがたいことこの上ないと思っています。長い連載にお付き合い下さりありがとうございました。今後については別途ご報告いたしますね。ケイさんもこの先、素敵な作品とたくさん出会えますように。


 押してくださった皆様、ありがとうございました。

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小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

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