「風に吹かれて」総括その5&ご挨拶

<タイトルについて>
 風の二次創作なので、風という文字は入れたいなと思っていました。そこからすっと「風に吹かれて」のタイトルが出てきたので、そのまま使いました。
 各章のタイトルは、なるべく内容を示唆するようなものをつけるのがお約束なのですが、いくつかは映画や楽曲のオマージュがあります。
 短編はお題をお借りすることが多かったですし、全体的にタイトルで苦労することはあんまりなかった気がします。


<完結へのこだわり>
 総括その1で、自分のサイトらしいことが出来ることは何かと考えて夢小説を始めたと書きましたが、もうひとつ自分のサイトらしいこととして、「完結すること」を掲げました。

 これまでプロ・アマ、オンオフ問わず様々な作品を読ませていただきましたが、打ち切りではなく完結していない作品に出会うことがあります。すごーくいいところで止まっていて、先が読みたいんだけどなあと思うこともしばしば。

 そこで、自分のサイトでは、連載を必ず完結させようと思いました。
 内容や文脈、魅力では他の素晴らしい作家さんに劣る私が、唯一武器として持てるもの。
 それが完結のふた文字でした。
 「久遠の空ってサイトは、面白味には欠けるけど完結してるよ」と言われるように。
 「まあいちおう終わってるね」と言われるように。
 ただそれだけを目指してきました。


<完結しないことへの理解>
 とは言え、書き手となってみると、完結出来ないのには様々な理由があることがわかりました。
 環境が変わって続けられなくなったり。
 途中に書きたいシーンがあってそこを書き終えてしまい、創作意欲を失ったり。
 方向性を見失ってしまったり。
 その作品自体に興味がなくなってしまったり。
 人間関係が辛くなってしまったり、などなどなど。
 自分でもどうしようもなくなってしまうの、わかります。

 私も様々な道を通ってきましたが、もっとも辛かったのは、「終わってしまうこと」でした。
 長く書いてきた作品を終わらせる寂しさ。
 そして、ここまでお付き合いをしてくださった皆様に手を振らねばならないせつなさ。
 終わらせなければ、細くても繋がってもらえる。
 ここで筆が止まってしまう方も多いのではないでしょうか。


<作業環境のありがたさ>
 長い連載を書いてこられたのは、ひとえに作業環境に恵まれていたおかげだと思います。
 私の場合、家族が健康で、「これから締切だから」とわがままに書き散らすのを許してくれました。
 家族が健康でなければお世話に追われて創作の時間をとるのは難しいですし、たとえ時間があったとしても、ひたすら資料本とパソコンに向かい、時には現地調査に行くことも許してくれる家族でなければ、ここまでやってこられませんでした。

 また、お客様にも恵まれていました。
 皆様が私の未熟な文章や時代考証、遅れがちな更新などを温かく見守ってくださったおかげで、折れること無く書ききることが出来ました。

 すべてに感謝しています。


<今後について>
 確実なお約束は出来ないのですが、もう一度新選組の小説を書いてみたいと思っています。
 そのための資料作成が最低でも年末までかかる予定ですので、やるとしたら来年からかなあ、と。
 ブログは外出記がまだあるのでだらだらと続け、ツイッターも日常や絵を流していくつもりです。
 絵に関してはずいぶんと長く暗渠に潜っておりましたが、最近やっとリハビリというところですかね。


 皆様には、言葉に尽くせないほど感謝しています。
 長い間、長い文章のお付き合い、誠にありがとうございました。
 ご縁があれば、またいつかお目にかかることもございましょう。
 空に再び月昇る、それまでしばしの雲隠れ。
 お手を拝借。
 お疲れ様でした(ぽん)

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小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

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