映画3本感想『高台家の人々』『TOO YOUNG TO DIE!』『名探偵コナン 純黒の悪夢』

 先日、映画を3本見てきてきました。久しぶりの映画館、楽しかったです(^^)
 続きに感想を格納いたしました。ネタバレ満載、一部反転で行きますので、オゥケイの方、続きへお願いします。



〜映画感想〜
◆『高台家の人々』◆

 人の心が読めるテレパス能力を持つ、高台家の3兄弟。
 その長男と、長男の通う会社の女子社員が恋に落ちるというストーリーです。

 しゃべるのが苦手で妄想大好きなヒロインが、長男君に「心を読んでもらう」ことで意思の疎通を図る。
 初めのうちはそれでよかったのですが、「まるっと心の中が読まれてしまう」ことを段々と重荷に感じるようになり、心に壁を作るようになってしまいます。それを感じ取った長男くんと、閉じてしまった心を持ち続けるヒロインの軋轢が、コメディーからシリアス含みの展開へと変わっていくのが面白かったです。

 ストーリーは王道ですが、テレパスという設定を上手に盛り込んで、一風変わった仕立てになっていました。
 前半はヒロインの妄想が面白おかしく映像化され、真ん中でそれがぴたっと止まる。その「ぴたっと止まる」演出も、最初は笑いどころなのですが、シリアスな展開に飲み込まれていく。そのシークエンスが巧妙だなと思いました。

 役者さんは皆素敵でした。
 長男くんは斎藤工さん、ヒロインは綾瀬はるかさんで、めっちゃネタバレにつき反転→長男君がヒロインにキスをするシーンがあるのですが、その動作がこう、すごく生々しくてですね。うつむいているヒロインに長男君が顔を近づけて、唇でちょっとヒロインの顔を上げさせてからちゅーするんですよ。一瞬のその動きにどきっとしてしまいました。←反転ここまで

 高台家の長女ちゃんと次男君も、人の心が見えてしまうことで消極的になっていたのですが、どこか達観したような朴訥さと、そこから変わろうとする姿がよかったです。
 お父さんお母さんも、底抜けに明るいお父さん、高台家にふさわしくあるよう厳しいお母さんと、対照的な立場から子どもたちを見守る様子が微笑ましかったです。
 長男君に片思いしている誠実な獣医さんに「わたしのウチにはなんにもない。」の夏帆さん、ヒロインのお父さんに大河の源さんが出ていたのも安定のクオリティーでした。


◆『TOO YOUNG TO DIE!』◆
 まだちゅーもしたことがない男子高校生が、修学旅行中にバス事故に遭い、地獄に落とされてしまいます。
 そこで地獄の鬼「キラーK」に出会い、同じく若くして死んだドラムスの「COZY」、ベースの「邪子」とバンドを組んでロックな地獄生活を送る…

 のですが(笑)
 何故主人公が地獄に堕ちたのか、何故地獄でロックなのか、キラーKとは誰なのか。修学旅行で一緒だったクラスメート、特に初恋の君はどうなったのかなどなどなど、小さな謎や大きな運命がぎっしりです。閻魔様の導きで主人公が転生する度に出会う、キラーKの「この世」の恋人とその家族がたどる運命もなかなかです。

 ロックが全面に打ち出されている作品で、キラーKに扮している長瀬智也さんやCOZYの桐谷健太さんもスゴクいいんですけど、ロック界的にもんのすごーいメンバーがカメオ出演しているのも燃え!ました! 激ネタバレにつき反転→鬼ギタリストのCharさんとか、ジゴロック挑戦者の野村義男さんとかもぷくくって吹きましたけど、じゅんこAとBのマーティン・フリードマンとROLLYが出てきた時にはブフォッってヘンな呼吸になりましたよ! しかも鬼ロック的な恰好がめっさ似合ってる上にギターの音色は超一品、いいもの拝ませていただきました〜。←反転ここまで

 こういう、ちょっとヘンな地獄、楽しいですハイ(笑)


◆『名探偵コナン 純黒の悪夢』◆
 小さくなっても頭脳は同じ、迷宮なしの名探偵、真実はいつもひとつ!なコナン君の劇場版です。
 20作目となる今回は、コナン君(工藤新一)の体を小さくした「黒の組織」が絡んできます。

 組織のひとりである女が、警察庁からある情報を盗み出します。しかし公安警察やFBIに追われ、追いつめられながらも逃げ出しました。その女はあるものを見て記憶を失ってしまいます。

 コナン君と少年探偵団、保護者代わりの阿笠博士はその女と出会い、記憶を蘇らせる手伝いをしようとします。
 記憶がないまま、子どもたちと打ち解けていく女。
 その女を追う黒の組織、公安警察、FBI。
 女の記憶と身柄をかけ、三つ巴の攻防戦が繰り広げられます。

 お話は、映画館でがっつり楽しめるような大仕掛がたくさんでした。
 冒頭のカーチェイスも迫力がありましたし、終盤のアレとかコレとかもすごかったです。
 そしてネタバレバレおよびいろんな中の人について反転→安室さんと赤井さん、アムロとシャア! ちょっと腹黒い大人アムロと、落ち着き払ってどっしり構えたシャアでしたね。ベテランさんの重厚な演技、さすがと思いました。ゲストキャラの天海祐希さんも声が浮いていなくて、こういう上手な方だったら声の出演もいいなあと思います。また、個人的には主題歌とテーマ曲ににやにやしてしまいました。テーマ曲は今回特別にギター氏のギターをメロディに入れているのですが、クライマックスで流れたそれが、本来もっと彼らしいトーンとテクニックでグイグイくるはずなのに、やや抑えめにして映像と声の演技とのハーモニーできっちり等分にしてきたのがシビアコ。めっさシビアコでした。5月にあったギター氏のソロライブでは、北斗の拳やブラック・ジャックなどの演奏がありましたけど、コナン君は(彼の作曲じゃないからだと思うのですが)演奏されなかったです。いつかナマで是非、彼のトーン全開で聞いてみたいなあ。←反転ここまで


 どの映画も上記説明では不足な点が多々あると思いますが、詳しくはそれぞれの作品をご覧ください。
 これからだったら『ペット』とか『秘密』とか見たいです。

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小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

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