2015年9月・10月 うるわしの奈良逍遥記 その3

nara2015sep1 - 26
前回に引き続き、春日大社での特別参拝の様子をお届けいたします。
こちらの写真は林檎の庭で、祭典が行われる際に舞楽などの神事芸能が奉納されるお庭です。
平安時代に高倉天皇が林檎の木を献じたことから、林檎の庭と呼ばれています。

では、お読みくださる方は続きへお願いします。


〜2015年9月・10月 うるわしの奈良逍遥記 その3〜
◆大杉◆

nara2015sep1 - 20
林檎の庭の隅に堂々と立つ、樹齢1000年と言われる大杉。
鎌倉時代の書物にはまだ小さな木として描かれているそうです。さすが樹齢1000年。

nara2015sep1 - 1
横からご覧ください。
周囲約8メートル(高さは23メートル)という巨木の太さ、すごいですね。
さらにこの大杉の根本からはビャクシンが伸びております。
左側の建物に入り込んでいるのがお分かりいただけると思います。
建物に穴を開けてまで木を生かすという信仰だそうです。

◆宝庫◆
nara2015sep1 - 27
本殿の次に大事な宝庫。大同二(807)年の創建と伝わっております。
中には春日祭(3月に行われる春日大社の例祭)などのご神宝が収められているそうです。
厳重な鍵に縄がかけられ、鍵というより封といった感じがしますね。

◆万燈籠再現 藤浪之屋◆
nara2015sep1 - 28
年3回(2月の節分・8月14日と15日)、境内にあまたある灯籠に火を入れる万燈籠を再現した建物です。
暗い室内にひしめく灯籠。幽玄とはまさにこのこと。

藤浪之屋の奥には本殿の後殿があり、本殿のさらに後ろにある神社を拝むことが出来ます。
後殿の入り口にある門は、明治維新以降閉ざされておりましたが、今回の式年造替を機に140年ぶりに開門されております。ありがたや。

ちなみに今更ですが、本殿は四つあり、
第一殿:国譲りを達成した最強の武神・武甕槌命(鹿島神宮)
第二殿:建国を支えた武神・経津主命(香取神宮)
第三殿:天照大神が天岩戸に隠れた時に祝詞を奏した司祭神で最高の知恵の神・天兒屋根命
大四殿:天兒屋根命の后で、平安時代から江戸時代までは天照大神としても信仰されていた・比売神
が祀られております。
さすが平城京鎮護のための神社、錚々たるメンバーです。

◆幣殿◆
nara2015sep1 - 30
貞観元(859)年創建。
通常は参拝所として使われていますが、祭の際は斎場として使われるそうです。
白砂が清浄な雰囲気を醸し出していました。

nara2015sep1 - 29
他にも、御仮殿参拝所で正式な柏手の打ち方を教えていただいたり、神様に捧げる神饌の説明を聞かせていただいたりと、素晴らしい特別参拝でございました。

nara2015sep1 - 31
おまけでもういっちょう、前回掲載したのとは反対側からの楼門。
この日はお天気もよく、青い空に赤い建物がよく映えていました。

◆石灯籠◆
nara2015sep1 - 32
釣燈籠をたくさんご覧頂きましたが、石灯籠も負けておりません。
実は石灯籠のほうが倍近くあるらしいです。

◆ラブリーな鹿◆
nara2015sep1 - 34
こんなところからコンニチワするのは、春日大社ならでは。

nara2015sep1 - 33
カメラで寄っても、体をなでても全然動じません。さすが。

春日大社はこの他にもたくさんのお社があり、回りきることが出来ませんでした。
というか、事前に調べていかなかったので、見逃したところもたくさんありました^^;
一の鳥居からも入っていないので、また訪れたいと思います。


 今回のレポートはここまでです。次回は東大寺をお届けいたします。
 ここまでお読み下さりありがとうございました。
 以下、おまけです。


☆今日の狛犬さん☆
nara2015sep1 - 36 nara2015sep1 - 35
春日大社境内にあったもの。
体毛フッサフサですねえ。


コメント

非公開コメント

web拍手
コヤマライヴジム
ブクログ
カテゴリ
プロフィール

小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

QRコード
QR
リンク
検索フォーム