2016年秋の美術館博物館めぐり

今年の秋はめっちゃ豊作ですよ。

【特別展 松島 瑞巌寺と伊達政宗】2016年9月10日(土)〜11月13日(日) at三井記念美術館
 伊達政宗の菩提寺である瑞巌寺。国宝である本堂が平成の大修理を終えたのと、政宗生誕450年を記念する特別展です。また、東日本大震災復興を記念して秘仏も出品されるとか。瑞巌寺の寺宝や政宗に関する歴史資料なども出品される予定だそうです。小ぶりながらも選びぬかれた展示をする美術館ですので、期待大です。

【鈴木其一 江戸琳派の旗手】2016年9月10日(土)〜10月30日(日) atサントリー美術館
 江戸時代後期・幕末直前の江戸において、江戸で発達した江戸琳派と言われる画風を基軸にしつつ、独創的な作品を作り続けた鈴木其一の展覧会です。
 琳派と言えば俵屋宗達や尾形光琳、酒井抱一などが有名で、其一の名前はあまり聞かないかと思います。其一は抱一の弟子で、師よりもはっきりくっきり鮮やかな色彩や豪胆な筆使いをしているように思えます。
 其一のオンリーなんてなかなかないので、とっても楽しみです。

【特別展 平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち】2016年9月13日(火) ~ 12月11日(日) at東京国立博物館
 滋賀県櫟野寺に現存する仏像が、ずらっと20体も鎮座する展覧会です。いずれの仏像もお寺の外に出るのは初だそうで、たいへんありがたや…。ご本尊の十一面観世音菩薩坐像は3メートルもあり、ふだんは秘仏として扉の向こう側にいらっしゃるそうです。優美な平安彫刻に癒され、浄化されるのではないでしょうか。

【国芳ヒーローズ~水滸伝豪傑勢揃】2016年9月3日(土)~10月30日(日) at太田記念美術館
 江戸時代後期の絵師・歌川国芳の武者絵を取り上げます。
 国芳は剛勇な武者の姿を数多く描いており、「武者絵の国芳」と称されるほどでした。今風に言えば1枚の止め絵ですが、画面いっぱいに広がるストーリー性にいつもワクワクさせられます。線の強弱、カラフルな色使い、力強い眼力など、見ているだけでも血沸き肉踊る国芳の武者絵を存分に楽しみたいと思います。そして太田記念美術館さんのチラシの秀逸なこと。浮世絵とローマ字の組み合わせがこれほどとは。公式サイトでご覧いただけますので、興味のある方はぜひ。

【山岡鉄舟生誕180年記念 山岡鉄舟と江戸無血開城】2016年08月11日(木)〜09月25日(日) at江戸東京博物館
 江戸無血開城の、幕府側のキーマン、山岡鉄舟。彼がいなければ江戸は無血で開城していたか。また、新選組的には、浪士隊として上洛する際に役員クラスだったのが鉄舟という大事な人物です。
 鉄舟の生い立ちや時代背景、江戸無血開城や徳川家の駿府移封、明治になってからの足跡などを伝えてくれる展覧会となりそうです。

【よみがえれ! シーボルトの日本博物館】2016年09月13日(火)〜11月06日(日) at江戸東京博物館
 シーボルトは医師として来日し、長崎で西洋医学を教授しつつ、日本を博物学的に研究しました。膨大な情報や資料を収集し、その成果を出版、日本に関する展示なども実現させたそうです。なんとシーボルトが企画した展覧会の再現にもなるらしいので、江戸時代後期の日本が外国からどのような目で見られていたのか、日本の実情がどのぐらい海外へ伝えられていたのかなども想像出来るかもしれません。


 いやあ豊作豊作。
 どこからどう見ていこうか迷ってしまいます。
 冬の展示についてはまた改めてまとめさせていただきます。

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小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

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