2015年12月 新宿いまむかし その3:甘泉園公園

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水稲荷神社の裏手に、ひっそりと水をたたえる公園がありました。

でっかい写真満載、お読みくださる方は続きへお願いします。



〜2015年12月 新宿いまむかし その3:甘泉園公園〜

◆公園のあらまし◆
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お稲荷さんにお参りを済ませて道に戻ろうとすると、脇に鳥居があるのに気づきました。

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人の姿はないけれど、鳥居の向こうから声が聞こえる。
何だろうと思って進んでみると、門がありました。

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これは一体…?
すごく整備されている…。

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ここ、甘泉園公園という場所でした。
江戸時代の宝永年間(1704~11年)には徳川御三家・尾張家の拝領地となっており、安永三(1774)年に清水家の下屋敷が置かれました。明治三十年頃、子爵相馬家の庭園として使われ、昭和十三年に早稲田大学へ移譲。戦後、東京都が当地を買い取り、昭和四十四年に区へ移管されたという移り変わりだそうです。
名前の由来は、かつてここには水が湧いており、お茶を淹れるのに最適だったからだそう。ということは軟水だったのでしょうか。いつの時代も「甘いはうまい」だと思います(^^)

◆素晴らしき地形利用◆
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この付近は神田川に沿った台地になっており、この公園もその高低差を利用しています。

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小さいながらも滝。
大名庭園時代の名残でしょうか。

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あまり説明に適した写真が撮れていなくて申し訳ないのですが、周囲は高くなっています。

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低まったところに、池。
回遊式池泉庭園として非常に素晴らしい(うっとり)
ちなみに新宿というと平坦な印象を持っていたのですが、実際に歩いてみるとなかなかの高低差があります。
土地を走る川と、西から東へ徐々に下っていく地形が楽しさを織りなす街です。

◆公園内のその他の見どころ◆
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池に映る雪吊りの姿。

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近くで見たことがなかったのですが、雪吊りってこうなっていたんですね。
去年11月の雪の日は、この雪吊りにも雪が積もって美しかったことでしょう。

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見上げるとこんな感じ。
きっちりとした放射状のラインに、職人さんの美学を感じます。

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道の装飾も素敵です。

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この、ちょっと向こうが見えない角度が何とも言えません。

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紅葉はだいぶ落ち着いていましたが、まだまだ見応えがありました。

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シャッタースピードを変えて遊ぶの図。
こちらは普通の速度。

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ちょいと早くしてみました。

 高田馬場駅からはちょっと奥まった場所にある公園ですが、静かでいいところでした。
 園内にはさまざまな樹木が植えられていて、この日紅葉を楽しむことが出来たのと同様、四季折々の自然を味わうことが出来るような気がします。次は雪か桜の時期に来てみたいですね。


 今回のレポートはここまでです。
 次回は近くの寺社をそぞろ歩き。江戸時代の信仰に触れてみたいと思います。
 ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

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