2016年2月 東国三社めぐり 〜香取神宮 後編〜

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東国三社めぐりレポート、最終回です。

 香取神宮は経津主大神をご祭神とし、神武天皇十八年に社殿が創立されました。
 奈良の春日大社、宮城の鹽竈神社など、香取大神をご祭神とする神社は日本各地にあり、産業や海上守護、心願成就、結縁、安産、勝運、交通安全、災難除けなど御神徳は多岐に及びます。
 坂上田村麻呂や源頼義(頼朝の五代前)、水戸光圀、徳川斉昭などが参拝し、源頼朝や徳川家康が寄進を行い、勅使や天皇もやってくるという由緒ある神宮です。

 本殿は寛永十三(1636)年、徳川五代将軍綱吉による造営。
 写真の拝殿は檜皮葺、黒漆塗りがどっしりとした印象が、かつては朱塗りだったそうで。
 古くからある寺社は、きっと新選組の面々も訪ねてみたり、絵で見たり、話に聞いたりしているはずと思っています。特に鹿島香取は武道の神様なので、道場で崇めたりしていたんじゃあないかと。

 でっかい写真満載、お読みくださる方は続きへお願いします。



〜2016年2月 東国三社めぐり 〜香取神宮 後編〜〜

◆社殿◆

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黒に極彩色の蟇股が映え、重々しいながらも華麗な雰囲気のある拝殿です。

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神殿全体は権現造りとなっており、写真中央から拝殿、間に中殿、手前が本殿です。

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周囲は透塀で囲まれており、石灯籠が並んでいます。
上野の東照宮とちょっと似ている気がしますね。

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こちら旧拝殿。
昭和十三年に現在の拝殿が新築された際に現地へ移転されたのだそうです。
冒頭でご紹介したように、かつて拝殿はこのような朱塗りでした。
これはこれでまた趣があります。


◆ご神木◆
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樹齢千年と伝わる、目通り7.4メートルの大木。
表皮のシワ加減とか、その辺のスギとは違う感じがします。


◆要石◆
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鹿島神宮にもありましたが、こちらにもある要石。
この要石も水戸光圀が参拝の際に掘らせたらしいのですが、やはり掘り出すにはいたらなかったとのこと。


◆天真正伝神道流始祖飯篠長威斎墓◆
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鹿島神道流とも言われる、室町時代に発生した流派の始祖のお墓。
中条流・影久流・鹿島神道流などの大元とされているそうです。
飯篠長威斎は現在の香取市に生まれ育ち、香取神宮の境内で剣法の奥義を極めたとのことです。
一時期は足利六代将軍義政に仕えたこともあるそうですよ。


◆奥宮◆
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鬱蒼と茂る森のなかにある奥宮。
香取神宮周辺も鹿島神宮同様県指定天然記念物となっていて、その面積は12万3千平方メートル。
神域を構成する大事な要素で、この奥宮も近年ではパワースポットと言われているそうです。


◆メンチ切っているシリーズ◆
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香取神宮にも狛犬さんたちがおりました。
これは前回のレポートでご紹介した石鳥居の近くにあったもの。
穏やかな表情ですね。

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こちらは猛々しい、武神の神社にふさわしい表情です。
これも前回のレポート、総門の近くにありました。


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参道でいただいた味噌田楽。甘くて美味しかったです。


 以上で東国三社めぐりレポートは終了です。
 古代より連綿と祈りを捧げられてきた神域、いかがだったでしょうか。
 次回からは2016年3月に訪れた京都・大阪・奈良の三都縦断レポートをお送りいたします。一人旅だったので、好き放題に好きなところばかり回った足跡をお楽しみください。
 ここまでお読み下さりありがとうございました。


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小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

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