2016年3月 京都・大阪・奈良三都縦断の旅 その9・住吉大社その2

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住吉大社の、さらに奥へとお参りさせていただきます。
この鳥居、実は他の鳥居とはちょっと違うところがあるのです。
四角い柱で出来ている、住吉鳥居という住吉独特のつくり。
もっと近寄って見たい方は続きへお願いします(笑)



〜2016年3月 京都・大阪・奈良三都縦断の旅 その9・住吉大社その2〜

◆手水舎◆

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龍が水を出していることが多い手水舎ですが、ここではウサギが出しています。
神功皇后がお参りされた日(あるいは創建の日)が、卯の年・卯の月・卯の日と伝わっているためだそうです。


◆住吉鳥居◆
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冒頭でご紹介した住吉鳥居。
柱が四角いのがおわかりいただけると思います。
銅製の額は、戊辰戦争で東征大総督を務めた有栖川宮熾仁親王が書きました。

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鳥居から振り返っての1枚。
めっちゃ献灯。

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樹齢何年なんだろうと思う木も。

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では、御本宮へ。


◆現存最古のカタチ・本宮◆
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まず正面に見えるのは第三本宮。
住吉大神は三兄弟で、前回書いたようにイザナギノミコトが黄泉の国から戻って禊を行った際に生まれいでた神です。
そのうち水表から生まれたのが、第三本宮の表筒男命(うわつつおのみこと)です。

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第三本宮の向かって右隣にあるのは、第四本宮。神功皇后をお祀りしています。
当社に新羅遠征の戦勝祈願に来たのが縁です。

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第三本宮の真後ろに立つのが第二本宮。
水の流れの中間で生まれた中筒男命(なかつつおのみこと)がご祭神です。

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そして第二本宮の後ろに鎮座するのが第一本宮。
瀬の深いところで生まれた底筒男命(そこつつおのみこと)をお祀りしています。
さすが第一本宮、他のお社は三間ですが、ここは五間ですね。

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お社の並び方をどうにか1枚に収めるとこう。
手前右側が第四本宮、手前左側が第三本宮、その奥が第二本宮、一番奥が第一本宮です。
この縦並びの配置は他に例を見ないそうです。
お寺さんでも堂宇が縦に並んでいることがありますが、それも古い時代の形式です。
神社では、お社の横並びは多くても、縦並びはここ以外で見たこと無いかも。

◆神社建築史最古の様式・住吉造◆
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この写真ではお伝えしきれないのですが、
・丹塗(赤い顔料で塗る)
・檜皮葺(檜の皮を立ち木から剥いで使用する)
・直線型妻入式造(屋根が直線で、長い辺ではなく短い辺のほうに入口がある)。
・屋根には置千木(エックス状に交差した部分)
・四角い堅魚木(俵型のはよく見るけど四角い)が五本乗っている

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・さらに板玉垣(厚い板で出来た周りの囲い。三角のギザギザがある部分)
・荒忌垣(板玉垣の外側にある、格子状の囲い)
本殿は以上の建築様式で出来ています。

 建物は度重なる火災などで失われ、現存しているのは1810(文化七)年の再建。
 現在は本殿がすべて国宝に指定されています。


 今回のレポートはここまでです。
 次回は境内にあるほかの見どころをご案内いたします。
 ここまでお読み下さりありがとうございました。

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小山奈鳩

Author:小山奈鳩
時々江戸時代(主に幕末)へ暴走します。

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